Antigen Background
CD138は、重層および単層上皮に加えて、プレB細胞、未熟B細胞、免疫グロブリンを産生する形質細胞といった正常リンパ球の異なる分化段階に発現する膜貫通型ヘパラン硫酸糖タンパクです。子宮頸部の発癌初期では異型細胞におけるCD138発現が消失すると報告されており、CD138の発現は上皮の形態・分化の保持と密接に関連します。免疫組織化学マーカーとしてのCD138の主な有用性は、形質細胞の数量化にあります。
Disclaimer
CD138 (Syndecan 1) is recommended for the detection of specific antigens of interest in normal and neoplastic tissues, as an adjunct to conventional histopathology using non-immunologic histochemical stains.